2007年9月(アルファベット順に並んでいます)

 


Aerangis articulata

アフリカ大陸にほど近いマダガス カルに自生する着生種で比較的栽培が容易な品種で す。我が家では午前9時頃まで朝日が直接当たりそれ 以降はほぼ終日、日が陰る環境(遮光60%)で栽培して います。空中湿度の高い環境を好みますので1年を通 して極度に乾かさないようにし、こまめなシリンジをする と機嫌よく育ちます!晩冬にステムが伸び始め開花まで約半年を要しますが、来期は2ステムを目指したいと思います!


 

品川 昭男

 

 


Bulbophyllum annandalei

最近人気のあるバルボの品種の一つです。バルボは花命が 短いものが多いのですが本種は比較的花が長持ちします。 不定期咲きで1年に何回も咲き1バルブから2本花茎を出しますが 私の観察では2花茎同時ではなく順次開花する場合が殆どです。


 

海保 恵亮

 


Catasetum macratum

Catasetum 属は花の寿命は短いのですが、株をしっかり作れば、最初の花が終わったあとに次の花茎が生じ、再び花を楽しむことが出来ます。種により実に多様な色彩と変わった姿をした花を楽しむことが出来るので様々な種を集めています。ハダニを付けない様にして栽培するのがこつでしょう。


松井 紀夫

Cattleya Brabantiae 'Obrigado'
(aclandiae x loddigesii)

この株は斉藤保さんより3年前にいただいたものです。小生の所では初の開花です。今後は毎年咲かせるよう努力したいと思います。


 

山中 光

 

 


Cattleya labiata fma.alba 'Angere'

秋咲きの原種カトレア ラビアタ。強健種で毎年良く花が咲き、1リードに7輪の花が咲いたこともあります。 株も良く増えて、当方の手元に来て以来、株分けを繰り返しておおよそ10鉢以上増えたと思いますが、全て知人や埼玉洋ラン会の寄付株となっています。


 

斉藤 保

 

 


Cattleya Valentine 'Coerulea'
(loddigesii x warneri)

薄紫の姿のとても良い花で咲いて嬉しかったのですが 名前が分からなかった のでご存知の方がいらしたらと思って持って行きました名前が分かって良かったです ラベルを無くさない様きをつけます。


 

村岡スミエ

 

 


Christensonia vietnamica

この株は、通常のヘゴ板に付けたり、いろいろ試みましが、現在の鉢状のものが良いようです。 温度も、比較的高温(最低20℃)で風と太陽光を好むようです。まだ、花数が少ないようですネ!・・・。来年の課題とします。


野口 悦男

 


Cirrhopetalum graveolens 'Mont Millais'

オーキッドワンクラブのサイレントオークションで競り落とした株です。花が咲くと必ず銀バエがやってきて花に付いて死んでいるのを見かけます。


 

中島 孝文

 


Comparettia macroplectron

知らぬ間にステムが伸び蕾が大きくなっていたもの。猛暑の中、50%の寒冷紗の下、外に出しておいたものです。意外と暑さにも強いのかもしれませんが、栽培のコツが分からず手探りの品種です。


 

鈴木まゆ美

 

 


Dendrobium ovipostoriferum

このデンドロは栽培方法も判らず花に魅せられて購入したもので、今までのデンドロと同じように栽培して おりましたが新芽は腐って成長が止められ、又作落ちして花を3年間咲かせることが出来ませんでした。水やりは 全体にかけないことと低温処理せずカトレヤ同様最低15℃で栽培した所今年は良く咲いてくれました。


堀 千鶴子

 


Dimorphorchis lowii

この株は13年位前に購入したものですが初花です。どんな花が咲くか判りませんでした。今年6月頃から花芽が出始めてから成長が速く一日に2~3cm位伸び1.5~2m位になり花も2段目までが黄色地に赤褐色の点が入りそれから下は赤褐で縁が黄色という花の色合いです。今年の気候が花芽を付ける要因になったのでしょうか?


金沢 久江

Doritaenopsis Little Gem Stripes 'Urara'
(Taisuco Stripe x Phal.Taisuco Gem)





 

岩崎 保子

 

 

 


Doritis pulcherrima 'Fait Blue'

通常と同じ種ですが花色が薄いブルーです。とても丈夫で次から次へと株元からリードが増えてきます、栽培は10年程度になると思いますが毎年良く育ってくれます。 今年は、良く日光に当てたせいか沢山の花茎が上がってくれました。


 

斉藤 保

 

 


Masdevallia Carousel
(Harlequin x coccinea)

これは夏は冷房温室にいれて育てました。


 

金沢 久江

 

 

 


Miltonia Goodale Moir 'Golden Wander'
(flavescens x clowesii)

この株は95年9月の例会で池上さんから頂いた株です。とても成長が良くてすぐに大株になります。 ただしステムが弱くて支柱を立てないと暴れてきれいに出来ません。


 

内藤 季完

 


Miltonia spectabilis var.moreliana 'Carl'


10年くらい前に幸手の藤沼さんの所で購入した株です。鉢増し、鉢増しで大きくしてきました。


中島 孝文

 


Paph. Unregistered 'Riverside'
(Domenica x S.Gratrix)


この株は、全蘭の理事長であります斉藤正博氏より譲り受けたものですが、全蘭で78ポイント(HCC)をとった株であります。満開を過ぎておりますが、1ステム3輪開花した株、(既に1輪落下)花弁の厚さと、濃色でコンストラクションの良さが、お目にとまったのではないかと思います。 今後の人気種疑い無、作を重ねたいとおもいます。


 

野口 悦男

 

 


Paphiopedilum leucochilum 'Golden Duck'

欠点はやはりドーサルが小さいですネ。咲きはじめの黄色が綺麗なので・・・この株の個性として我慢しましょう。


 

野口 悦男

 


Spathoglottis unguiculata

温度さえあれば非常に繁殖力が強く、無暖房期は路地に植えて楽しんでいます。 秋に何本か鉢に上げて保存します。1年中咲き続けますがマレイシアでは雑草だとか・・・



 

海保 恵亮

 

 


 Stanhopea saccata



この株はスタンホーペア・ワーディーとして購入した株ですが花が咲いてみるとワーディーではない事が判り唐沢耕司さんの著書、オーキッドアトラスで調べた所、特徴のあるリップからサッカータであることが判りました。


中島 孝文