2008年1月 27点(アルファベット順に並んでいます)

 


Cattleya dowiana fma.aurea 'Blumen Insel'

私の所に来て3年、初花です。リップの模様が大変綺麗な花ですが栽培が難しいと、会員のみなさんが言っていましたが、苦労もせずに咲かせられました。このまま株を大きくさせたいと思います。


中島 文衛

 

 

 

 


Cattleya Heathii fma.alba
(loddigesii x walkeriana)


ワルケリアナとロディゲシーの交配ですがワルケのように新芽や花芽が飛ぶこともなく香りも良く咲きやすいです。これからリードを多くする努力をしたいです。


飯島 友子

 

 


Cattleya percivaliana 'Summit'

カトレア パーシバリアナは、X’masの時期に咲きますので、クリスマスカトレアと呼ばれています。香りは「胡椒のような香辛料」好みが分かれます。株立ちは、小型でまとまっており、新芽が2本出易く、すぐに立派な株になります。 この株は、2年前に入手し、4号鉢に植え替え、今回、3花茎6輪、5号に鉢増し更に沢山の花を咲かせたいと楽しみが膨らみます。


日高 宜之

 


Cattleya trianaei 'Okada'

この株は4、5年前に買った物ですが毎年良く咲いてくれます。


藤波 和夫

 

08年日本大賞の時も話題となった個体です。trianae ではなく交配種です。 

 

 


Cattleya walkeriana

C. walkeriana coerulea x aquinii 'Gloriosa'この株は、花上がりの良い株で、小さい株でも六輪も咲き初心者向きの株ではないかと思います。


中島 文衛

 

 

 


Comparettia macroplectron

この花は空中湿度の高い環境と適度の風を好みます。私の株は少しその環境に合わなかった様です。花びらがちぢれてしまいました。


金澤 久江

 

 


 Dendrobium Kungara

(tetragonum x ruppianum)

育てやすいとのことで頂きものです。生長した物を頂いたので次は自分で最初から育てた花でバンバリます。


山田 明次

 

 

 


 Dendrobium sulawesiense


国内へ導入された当時は山採り株が中心でしたので花の色も大きさも様々でしたが、今は実生株が中心なので色も濃色で花径も大きい株が殆どです。此も実生株です。意外と耐寒性、耐暑性があります。旧い茎に花が咲くので数年前の枯れたような茎も簡単に除去できません。 この株は未だ若い茎が多いので花数がつきません。


海保 恵亮

 


 Laelia anceps


この株は30年位前に手に入れた株です。メキシコに自生する着生種です。 ancepsは普通花茎が1m以上に伸びますがこの固体は花茎が50cm位しか伸びません。又 新芽が親バルブからあまり離れずにバルブが出来ますので大株にしますと親にくついて バルブが出来ますので自分の葉で日陰を作り花たちが悪くなるようです。


内藤 季完

 

 


Laelia anceps fma.alba 'Bulls'

 

スッキリ咲いてくれる、アンセプスタイプが好みで、数品種を持っています。このアルバもフラットに良く咲いてくれました。大鉢にしてみたいひと鉢です。


鈴木 まゆ美

 

 


 Laelia anceps 'KG Guerrero'


アンセプスタイプの中では、一番ゲレーロが好きです。これは、国際園芸さんのO.G株です。アルバの‘Bulls’同様大株にしてみたいです。


鈴木 まゆ美

 

 


 Laelia anceps 'Sanbar Groliosa'


これは、入手も古く、大株になったのを数年前に割ったものです。先祖がえりとやらで、咲き分けをしたりして、物議をかもし出したりしたことのある株です。個性的な花模様で、気に入っています。アンセプスタイプ、意外と水が好きなようです。


鈴木 まゆ美

 

 

 

 


Laelia gouldiana

今年のポスターに載った株です。夏は風通しの良い所に置き、カトレヤと同じ栽培をしていますが花も良く咲いてくれます。


伊藤 勝朗

 


Oncidium cheirophorum

新年早々の例会で、会員の皆様から人気投票で選んでいただき「これは春から縁起がいいわい」と思うと共にお礼申し上げます。cheirophorum は黄色の小さい花を密に付けて小鉢でもボリューム感を出してくれるので気に入っている。この鉢は、2003年に株分けして、2005年には鉢増しをした記録が残っているので、今年は花が終わったら又、鉢増しをしようと思っている。ただこの花の難点は、日本の夏の夜の温度が生育には高過ぎることで、毎年山上げをして栽培している。


成田 光一

 

 


Oncidium Twincle
(cheirophorum x ornithorhynchum)

この株は10年位前に手に入れた株です。 Twincleは平地ではあまり良く出来ませんが山上げか冷房温室などですととても作りやすく花付きも沢山付けてくれます。


 

内藤 季完

 

 


Paphiopedilum Strath Malaguena
(Strathgreen x Malaguena Paradise)

2年前、桶川のラン店にて購入した株で、微妙な奥行きのある花の色が気に入って おります。 開花株を求めたので 私としては初花です。


日下 正利

 

 

 


 Paphiopedilum fairrieanum


ごく普通の fairrianumです。大昔に入手したものですが、我が家の温室では極めて強健でどんどん増えています。


斉藤 保

 

 


 Paphiopedilum wardii


ホームセンターの売れ残りの株です。良個体とはいえませんが毎年良く咲いてくれます。


中島 孝文

 

 

 


Rhyncholaelia grauca

2年前に3号鉢植えで入手し、現在、6号平鉢です。良く株が増えます。 葉は多肉で厚く、乾燥に耐えるようです。やや渇き気味で、多目の光線で良く育ちます。 同属のデグビアナはなかなか咲いてくれませんが、これは、良く咲いてくれます。


日高 宜之

 

 

 

 


 Sophrocattleya Cheergirl 'Coerulea'

(Sc.Cornelia x C.walkeriana)



岡田 伍郎

 

 

 

 


Sophrocattleya Imperial Wings 'Noble'
(S.pumila x Sc.Stephen-Zuiho)

3年前に東京ドームにて求めた株です。 濃い紫の花が気に入り4年続けて購入しましたが、当初購入の2株は衰弱したの で廃棄しました。 今年は残りの2鉢が開花しました。 本種は、栽培が難しいとの ことです。 一般のカトレアに比し夏場の強い光と多めの肥料が必要のようです。



日下 正利 

 

 

 


 Sophrocattleya Melody Fair 'My Way'

(Sc.Stephen Oliver Fouraker x C.Horace)

我が家へ来て6年くらい経ちますが毎年良く咲いてくれます。


藤波 和夫

 

 

 


Sophrocattleya Mini Purple 'Blue Sky'
(S.pumila x C.walkeriana)

この花は確かではないが、札幌に出張していた時大通り公園で花フェスティバルが開かれていた時に購入したとおもいます。個体名が‘Blue Sky’とあったので、coerulea 系と思い購入しました。昔の Sc. Mini Purple はペタル幅が狭くて貧弱に感じましたが、最近のものはペタル幅が広くなり、野性味はなくなりましたが、ふくよかなかんじがします。リップの青がもう少し濃ければよかったんだけどナー。


古阪 芳郎

 

 

 

 


 Sophrocattleya Persepolis 'Splender'

(C.Kittiwake x Sc.Pegi Mayne)

3年前に幸手のラン店にて求めた株で、2回目の開花です。 白と赤紫のコントラストが見事な花なので、今後が楽しみです。  同じ様な花で Stephen Oliver も持っておりますが、本株の方が、 花形 色彩 共にすばらしいように感じてます。(購入時に ラン店でも言われました)


日下 正利

 

 

 

 


 Sophronitis Isabelle Stone

(sincorana x coccinea)

この株は、埼玉洋蘭会の旅行で購入しました。その蘭店の育苗温室にこの株が一面にありました。その中から、一鉢だけ選んで購入しました。 毎年成長の状況で咲く花の形・大きさが変わります。今年は、輪数が多い分花の丸みが無いように感じます。例えば一輪だけだともっと大きく丸く咲きます。この傾向は、どの花でも同じですが、他よりその傾向が強いようです。 何年か前から、プラ鉢にバークで栽培しています。


増永 隆司

 

 

 

 


Stenocoryne vitellina

この株は不定期に咲いてくれます。気持ちの良い燈色です。花は閉開しうつむき加減で咲きます。開花期間もながく得したような株です。花の内側の赤いすじすじがおもしろいと思う。Bifrenaria から分離されたのだそうですが、葉はほとんど同じです。


古阪 芳郎

 

 

 

 


 Thwaitesara Miyuki Gold

(Gsl.Hazel Boyd x Rsc.Waikiki Gold)

この株は、東京ドームのディスプレーに使用し、終了後会員へ販売した株です。 黄色が鮮やかで、花付きも良く新しいステムも密集して上がってくれて、大変栽培も簡単です。私は、良い花だと思っています。


増永 隆司

新属名について
Thwaitesara(Thw.) = (Cattleya x Guarianthe x Rhyncholaelia x Sophronitis)
Guarisophleya(Gsl.) = (Cattleya x Guarianthe x Sophronitis)
Rhynchosophrocattleya(Rsc.) = (Cattleya x Rhyncholaelia x Sophronitis)

 

 

 


 Vanda tricolor


初めてのバンダ栽培で方法が未知のため、四苦八苦でしたが、何とか咲かせる事が出来ました。花模様の変化に来年はより大きく育てようと思います。


山中 光