2007年11月(アルファベット順に並んでいます)

 


Aerangis biloba

この株は我が家へに来て10年位になります。この様に6本も花茎が下がる様になったのは3年前になります。湿度も温度も必要です。又、花茎が伸びてきたらなるべく取り扱いに気を付ける様にします。(蕾がとばないように)



金澤 久江 

 

 

 


Brassocattleya Star Ruby
(B.nodosa x C.Batalinii)


1965年登録 株は35cmから45cmで細長く葉は厚い花径8cmぐらい開花は夏



原口 勇二 

 


Bulbophyllum crassipes


10年近く前にやはぎ園さんから頂いた株です。当時 sp. でした。上記クラシペスも定かではありません。一時期枯れそうになり最近やっと回復して花が見られるようになりました。今後大事にしたい株です。


岸波 信之

Bulbophyllum guttulatum

我が家に来て丸3年がたちましたが、今年になって、急に大きくなり、ステムも10本着きました。花期が短く、例会には、少々盛りが過ぎてしまったのが残念です。来年は、更に花数をつけられるようチャレンジしてみたいと思います。


鈴木 まゆ美

 

 

 


Cattleya bowringiana fma.alba


2006年の新宿御苑の蘭展に出した株です。かなり大株になり、これから、どんな 植え替えが好ましいのか悩んでおります。下手に株を割ると、とたんに作落ちしして 良い成長を得られなかった事が多いのです。リードの上がりが上手く行かず、従って 花茎の高さが揃わず残念でした。こんな時皆さんどのように扱っておられるのですか?


中澤 明子

 

 


 Cattleya jenmanii


この株は、蘭会の旅行の際に購入したものです。固体名はなく、シブリング株です。実は、一昨年はきれいに咲いてくれたのに、昨年は、なぜか調子が悪く、「お休み。」でした。場合によっては枯れてしまうのかと心配しましたが、今年は春から順調に生育し、この時期に4輪付けて開花してくれました。生育不良の原因はよく分かりません。一つ考えられるのは、一昨年、開花前に少し強い肥料(こうもりの糞)を使ったのが原因であったかとも思っていますがよくわかりません。元来、栽培はそれほど難しいわけではないと思います。他のカトレアと同じように管理しています。(実は、皆同じ管理方法なのですが。)


増永 隆司

 

 

 

 


 Cattleya tenuis


1980年代に新種として登録され、カトレア原種としては比較的最近 発見された種です。特に気を使うことなく栽培可能です。


品川 昭男

 


 Cirrhopetalum rothschildianum 'Red Chimney'


インド東北部ダージリン付近が原産地とか。蕾の時にナメクジになめられ糸状に伸びる側萼片がなくなってしまいました。(おはずかしい)意外に強光線でも葉焼けせずに花立ちも良く水も大好きで大株にし易い株です。


大沢 久子

 


Cochleanthes amazonica

Cochleanthes 属の品種の中では暑さに強く、今年の猛暑も全く影響しません。花も比較的大きく花命が長いので最近鉢物で出回っています。秋が主な開花期なのでこれから沢山市場でみられると思います。花の色は個体差があるので開花している株を見て選択すれば良いと思います。この株も数10株の中から選びました。


海保 恵亮

 

 


Dendrobium womersleyi

L&R で買って初めて咲いたニュージーランドの蘭です。


大久保 守

 

 


 Epidendrum corifolium


今年の見学会でランの家ツツミで買った株です。


大久保 守

 

 


 Haraella retrocalla


前月の例会時に株市で購入しました。丁度、咲いたので出品しました。


山本 士朗

 

 

 

 


Laelia perrinii fma.coerulea

今回が初花で1バルブ2輪咲き(ちょっと寂しい)。それにしてはperriniiの特徴が出ている花容です。 ただ花命が短く例会、展示会等にはタイミングが合わないと出品が難しく、今回丁度タイミングが合い 出品ができました。今後3~4年かけて大株にして10輪ぐらい咲く様頑張って行きたい。


伊藤 彬

 


Laeliocattleya Blue Boy 'Sky Pilot'
(C.Ariel x Elegans)

この株は購入してから数年経ちますがなかなか満足な花が咲きませんでした。 今年はコンポストをバークに変更したところ、育ちも良く、初めて2バルブから開花してくれました。


伊藤 勝朗

 

 


 Laeliocattleya Bowri-arbida 'Pink Lady'

(C.bowringiana x L.albida)

今までは一本づつ咲き五本一緒に咲いたのは始めてです、 pink lady の名のとうり可愛らしい花で 今の時期に咲くので 温度 湿度 を気にしないですむので楽に育てられます. 葉と花のバランスも良く好きな花です。


村岡 スミヱ

 

 


 Laeliocattleya Molly Tyler

(Mrs. W. N. Elkins x C.Leda)

4年前、株市でわけていただいた株です。 昨年までは花茎1本でしたが、作落ちせず今年は2本になり豪華さが 一層増したようです。 花色も濃く この時期に咲くカトレアの中では、 お気に入りの一鉢です。 実は、小生ボランティで白岡町役場のカウンターにランを飾る事が多い のですが、本鉢も10日間程展示しました。 素人受けする花のようで、大変好評でした。


日下 正利

 

 

 


Laeliocattleya Shasta Skies
'Blue Bell'
(Parysatis x C.warneri)

熱海に移られてしまった池上さんからいただいた株です。浅い鉢に植え替えたらご機嫌に生育してくれました。(屋上の温室ですから渇きが早いので、プラ鉢が向いているのが多くあります。)後一年位は、このまま育てるつもりです。


塩原 千恵子

 


Laeliocattleya Wrigleyi
(C.bowringiana x L.anceps)
'Blue Haven'


久し振りに1位になりお花も喜んでいると思います。セルレアが大好きで23鉢くらいあります。秋になるとセルレアの花が次々に咲いてくれます。とても優しい気持ちになります。


 

塩原 千恵子

 

 


Paphiopedilum Alma Gevaert
'Madame Maurice Martens'
(lawrenceanum x Maudiae)


これは、1995年に買い求めて、まだ1度も株分けをしたことがありません。比較的丈夫で管理が楽です。花つきも良い品種のようです。白地にグリーンの筋、見ていて爽やかで、私のお気に入りの一鉢です。これからも、大切に育てて行きたいです。


鈴木 まゆ美

 


Paphiopedilum Chou-Yi Yuki 'Duck'
(hangianum x niveum)


hangianum×niveumでこの花は香りが有ります。花の大きさは hangianum 似で ペタルの半分より上の模様が niveum 似で親の特徴が良く出た固体だとおもいます。 蘭展等に出展するのには、未だ少々時間がかかるのでしょうが、・・・


野口 悦男

 

 

 

 


  Paphiopedilum helenae


小型パフィオの中で1位・2位を競うほどの小型のパフィオで栽培も容易です。


品川 昭男

 

 


 Paphiopedilum henryanum 'Apex'


昨年は8ステムが立ちボリューム感がありましが、今年の暑さ負けでしょうか? 作落ちのようです。この個体は山採りのものと記憶しておりますが、ドーサルの ドッツも大きくてお気にいりです。
NS=85×82 DS=38×44


野口 悦男

 

 

 

 


 Paphiopedilum Kolosand 'Duck'

(kolopakingii x sanderianum)

『固体名=FNビート』で蘭会に名を轟かせております、中島文子氏のオークション、 なんともいえない、雰囲気の有る花だと思います。 矢張り3本くらいのステムが立たないと、蘭展には無理でしょうかネ


野口 悦男

 

 

 

 


Paphiopedilum Sukhakmoon 'Duck'
(sukhakulii x Green Moon)


型は sukhakulii 色は Green Moon の血を受け継いだ立派な花ではないかと思います。ただ、今年1月の株分けのためか、ステムが少々短いのが欠点になりました。
NS=12.2 x 10.2cm DS=5.3 x 3.3cm STL(ステム 長)=7.0cm


野口 悦男

 

 

 

 


Paphiopedilum Unregistered 'Yellow Duck'
(leucochilum x armeniacum)


フラットな花で、いいねー、本日展示のパフィオの中で形だけはNO1と自惚れたくなる 花だと思います。未だ、株が小さくて・・初花だし、力不足が否めません。
NS=88×66 DS=38×34 P=42×44


野口 悦男

 


 Phalaenopsis bellina


以前はマレータイプもボルネオタイプも violacea となっていましたが、現在マレータイプは bellina と分類されています。 栽培は遮光の強い棚下でとても良く成長します。気温は30℃以上でもご機嫌です、冬の間は20℃以上の高温室で管理していますが、夏に育った葉より2廻り程度小さくなってしまいます。


斉藤 保

 

 

 

 


Phalaenopsis lowii

Phal.lowiiはミャンマー産で落葉性(無葉蘭)の胡蝶蘭とのことで、私の所には H19年の春(東京ドームラン展で購入)にやって来ましたが、未だ落葉はしていません。 雨季と乾季のメリハリをつけずに水を与えていると年中葉が残るらしいのですが 詳細は分かりません。 高温性のようなので私の温室では高温室と言っても今年は石油が高いので中温室に なっていますに入れていますが、今のところ元気なようです。根がコンポストから 外に出るのが好きなようなので、先日ヘゴ板に付け様子をみることにしました。 今年又花が見られたらこの栽培方法を続けるつもりです。


斉藤 保

 

 

 

 


Pleurothallis sp.

我が家に来て丈が倍以上に伸び、花も沢山着いてくれました。この姿が好きで、ゆらゆらと風になびく風情を楽しんでいます。丈夫で、水が好き。一枚の葉の上に大体6輪位つきます。


鈴木 まゆ美

 


Spathoglottis lobbii

「この株は、館林の蘭店で購入しました。蘭店では、花が終わりかけていましたが、黄色の鮮やかさに目が留まりました。購入時は、その種名も知りませんでした。帰ってきてから、図鑑で調べて改めてこの蘭の特徴を知ったわけです。この花は、私が育てるようになって、2回目の花です。今年も昨年同様、花が終わってから時期を見て植え替えようかと思っています。植え替えは、購入した時と同じような状態、いわゆるサギ草のような方法で行います。球根を水ゴケで包むように植え替えます。このように毎年植え替えるのがよいのかどうか分かりませんが、とりあえずやってみたいと思っています。改めて見てもきれいな黄色であると思います。大切な株の一つです。」


増永 隆司

 


 Vanda Robert's Delight 'Blue'

(Kasem's Delight x Madame Rattana)

この株は2年前に購入してから毎年良く咲いてくれます。 水が好きですからしょっちゅう水やりをしています。特に、冬は水道水では低すぎるので25℃位に温めてやっています。(サラリーマンでは時間的な余裕が少なく無理ですね)


伊藤 勝朗

 

 

 

 


Zelenkoa onusta

剣葉タイプのオンシジュウムですが比較的丈夫で栽培は容易な品種と思います。暑さ寒さにも強く、水の管理も気を使わず管理していますが、毎年良く花が咲きます。今年は10℃の低温室で管理していた為、花にシミが出てしまい慌てて高温室に移動しましたが、例会では見苦しい姿をお目にかけてしまいました。
最近 Oncidium 属の品種は数属に分離されました。この類は Zelenkoa 属となりました。また、真性の剣葉タイプの類は Tolumnia 属となりました。Trichocentrum 属へ移った種もあります。


斉藤 保