2022年12月例会(12月6日開催)

今までの会場の大宮市民の森見沼グリーンセンターが改修工事の為、会場を春おか広場に変更して初めての例会。今回は、カトレヤ・ワルケリアナの特集で、難しいジャンルの開花株が沢山出品されました。



人気投票入賞花 

出席者数 29名 株数 87株(場所:さいたま市農業者総合研修施設(春おか広場))花画像の上でクリックで拡大画像になります.。戻るときは、右上の白い✖を押してください。  


 

特別展示≪カトレヤ ワルケリアナ≫部門   20株 


【第1位】

Cattleya(C.) walkeriana  ‘Benifuji’  

         この株は日本ワルケリアナ協会・東日本支部にて正審査員をさせていただいた頃群馬県在住で同協会会員であったY氏がAM/ACWJを獲得した良個体です。更に大株に育てて行きたいと思います。

田村和巳


【第2位】

Cattleya(C.) walkeriana coeruleaEdward

関根英一郎


【第3位】

Cattleya(C.) walkeriana coeruleaBlue Diamond’

伊藤彬


 

≪原種大型カトレヤ株≫部門                23株


【第1位】

Cattleya(C.) trianaeLa Marsquita 

      この株は5年ほど前にスプラッシュが入るという触れ込みでネットオークションで買い求めたものです。肝心のスプラッシュはペタルの先にうっすらと入る程度でがっかりしたものですが花形・色が良いので我慢して栽培していたところ今回びっくりするくらいの巨大輪(1819cm)となりました。栽培環境によって作が極端に変わりますので今後も継続して咲かせるよう頑張ります。

斉藤郁哉


第2位】

Cattleya(C.) maxima concolor

鈴木文子


第3位】

Guarianthe(Gur.) deckeri

関根清美


  

≪原種大型株≫部門             11株


【第1位】

Brassavola(B.) cordata

この株は2009年に購入しました。鉢増しして4.5号鉢までになりましたが特別な手入れをせずにここまでになりました。今後木のバスケットに入れて育てたいと思います。ただ弱点は株全体が暴れるため自然に育てたいと思います。

金澤久江


【第2位】

Holcoglossum(Holc.) kimballianumOhyamazaki

鈴木まゆ美


【第3位】

Dendrobium(Den.) cerinum

鈴木文子


 

≪原種小型株≫部門              6株


【第1位】

Cattleya(C.) pumilaBlack Diamond’

この株は数年前に会員の方から頂いた物で小さい株でしたが結構丈夫で育ちも良く毎年1輪は咲いてくれました。今年は4リード出て3輪開花しました。今後ももっと大株になるよう育てたいと思っています。

伊藤勝朗


【第2位】

Cattleya(C.) brevipedunculata

小林隆治


 

交配種大中株部門             21


【第1位】

Phragmipedium(Phrag.) CardinaleWilcox’

= Phrag. ( Sedenii × schlimii )

この株は今回の展示で3回目となります(11月例会、新宿御苑らん展)5花茎でそれぞれに花が咲いているところが評価されたのだと思います。この品種は日本の夏は暑がるとのことなので、圓山農園に預かって貰っています。また、水の好きな品種でもあるため、受皿に水を入れて栽培しています。可愛い花なのでこれからも大事に育てます。

成田光一

 


【第2位】

Bulbophyllum(Bulb.) Elizabeth AnnBuckleberry’

= Bulb.( longissimum x rothschildianum )

石井憲治

 


【第3位】

Bulbophyllum(Bulb.) Elizabeth Ann

= Bulb.( longissimum x rothschildianum )

藤波和夫

 


 

≪交配種小型株≫部門           2株


【第1位】

Paphiopedilum(Paph.) Taida GlaucothumDuck’

= Paph.( micranthum x glaucophyllum )

この株は19999月白石洋ラン園より購入したものです。Paph.micranthum×glaucopyllumを親として登録されたもので当時パフィオに熱く成っていた時期でどういう性質かも知らずに購入したものです。今年は、燃料費の高騰で温室の最低温度を従来の20度Cを15度Cに設定したため、低温性のこの株が反応して開花したものではないかと思います。ポーチと葉はミクランサム似でペタルとステムはグロコフィラム似と両親の特徴が良く出た可愛い株ではないかと思います。23年も栽培したのに株は増えておりません。何故・・・?

野口悦男

 

 


 

珍種・珍花≫部門               2株 


【第1位】

Zootrophion(Zo.) vulturicepsKasey’

2年前に内藤さんの持ち株を受け継ぎました。花がついても目立たないものが多いZootrophyon属の中で本種は白い花が咲き良く目立ちます。花は地味ですが流木にも良く着生し、自然な姿を楽しむ若い愛好家の間では割と人気があるようです。黄花の種もあるようなので、いつか手に入れたいと思います。

柴田美和

 

その他注目株                


Cattleya(C.) dowiana  aureaBlumen Insel’ 

 柳啓之 


Cattleya(C.) dowiana  aureaBlumen Insel’ 

 鈴木まゆ美


Cattleya(C.) trianae fma.semiconcolor 'Blando'

金澤久江


 

≪フレグランス≫部門             2株