2009年1月(アルファベット順に並んでいます)

 

 


Cattleya percivaliana 'Summit'

1月の例会は、皆さん洋蘭展、展示を前にして、御手元で大切に保管なさつていらした様子ですね?出品株が、いつもの3分の1程でしたので、私にとりましてはラッキーな例会でした。私のPercivalianaは幸い花も大きめで、色も濃く好ましく咲いてくれました。グリーン センターでの洋蘭展第1回展に、寄せ植えをを出し、この株が、2りんづつ2茎で(4りん)の記録があります。ベネズエラ産の原種だそうですが、何年か経ってその土地に馴染むと原種本来の特性で丈夫なのでしょうか?余り、気にかけて育てていませんでしたので、増えもせず、しかし1月にけなげに、この冬も咲いて、鉢をいただけ嬉しいことです。今年は株が大きくなるよう目をかけたいと、思っております。


中澤 明子

 

 

 

 

 

 


 Cattleya trianaei amesiana 'Floralia'





河野 通敏

 

 

 

 


 Cattleya trianaei amesiana


セルレア同士のシブリングクロスですが、アメシアナになってしまいました。花の大きさはそれほどではありませんが、アメシアナのソフトな色合いが気に入っています。丈夫で育てやすい固体です。


斉藤 保

 

 

 


 Cattleya trianaei 'Rolf Altenburg'





河野 通敏

 

 

 

 


Cattleya trianaei 'The President'

トリアネーですので強健です。しかしながら、葉にしわが入り少し元気がありません。早速植え替えをしようと思います。今後は、もう少し目をかけ、大株にしようと思っています。


増永 隆司

 

 

 

 

 


 Cattleya walkeriana


リップの縁取りがはっきりと出、比較的大きめの花が気に入っています。バックバルブを分けていただいて4年目、当ハウスに来て初めての開花です、香りもよく花持ちもよく、大切にしたい株の一つです。


大沢 久子

 

 

 

 

 


Cattleya Walkerinter 'Noriko'
(walkeriana x intermedia)

この株もう20年前の交配だと思います。桶川の荒井洋蘭で購入しています。多分 C. walkeriana fma. alba ‘Pendentive’x C. intermedia vinicolor v. aquiniiだったと確信しております。1鉢に10株ほど育成されていました。1/3の割合でスプラッシュ株が出ると言われていましたが、3株でました。1株は訳の分らぬまま☆になりました。今残っているのは、‘Noriko’と‘Natuki’です。スプラッシュの出なかった株は処分してしまいました。今思うとどんな株になったかなあと言う思いです。


古阪 芳郎

 

 

 

 

 

 


Cattlianthe Chocolate Drop 'Kodama'
C.guttata x Gur.aurantiaca)

株市で購入したものですが株が良かったのか大きな花を着けてくれました。大切に育てたいと思います。


村田 トシエ

 

 

 

 


 Dendrobium sp.


1994年1月に白石洋蘭より『花も産地も良く判らない』という輸入間もない状態で二株購入したものの一つです。原生地情報等何も無いままの栽培で生育不良ながら3年程で花が見れ、一つはこの『白地に弁先薄緑』もう一つは『白地に弁先薄ピンク』と喜んだのも束の間、後者(薄ピンク)は残念ながらその後間もなく枯死してしまいました。その後の栽培方法試行錯誤では危ない時が有りましたが、何とか持ち堪えて、最近は“中間気候・鉢内多湿禁”がやや機嫌良しの様です。『株肥大が遅い・高芽が出来にくい・株分けに弱い』ので跡継ぎ作りを心配しています。原生方面はインドネシア周辺の様です。なお、昨年会員某氏より後者(薄ピンクタイプ)を頂戴したので又頑張ります。


圓山 勝夫

 

 

 

 


Epidendrum difforme 'White'

もう何年植替えしていないだろうか?多分コンポストは腐りきっていると思います。今年こそは植替えをしてあげよう。ハウスは日当たりがいいので、青々した色ではなく くすんだ黄緑色となっています。


古阪 芳郎

 

 

 

 


 Laelia anceps semi-alba


この株は、会の人から入手して、毎年咲いてくれる秀花です。リップの色ののりも良く、アンセプスファンの私のお気に入りの一鉢です。


鈴木 まゆ美

 

 

 


 Masdevallia Snowbird

(tovarensis x mejiana)

白のかわいい花が今年は沢山咲いてくれました。片隅において栽培していたのですが、もう少しかわいがってあげようと思います。ステムが曲がってしまい、やはり、管理も大切だと痛感いたしました。


鈴木 まゆ美

 

 

 

 

 

 


 Mediocalca decoratum


特に注意も要らず、夏は、風通しのいいところに掛けてあります。この冬は、例会にタイミング良く満作開花になりました。更に大きくして、花を着かせてみたいです。


鈴木 まゆ美

 

 


 Paphiopedilum Leeanum

(insigne x spicerianum)

私の手元に来て、7,8年経つと思います。高島屋で埼玉洋蘭展を開催していた当事フジ蘭園からもとめたものです。4,5年前、大宮の庭で南北の風の良く通るところにおいたまま忘れていましたら、13輪、見事に会の初日に会わせるようにさきました。其の時は嬉しくて出品したのですが、たいした評価もいただけず、がっかり したことだけが記憶に残っています。Leeanumは作りやすくて、誰にでも簡単にこの程度の花付きには出来るとか?もう 同でも良いわと ほつといて、でも植え替えして今年7輪?咲きました。余り皆さんに振り向かれる事のない、花でも、大切にしたいと改めて思っております。


中澤 明子

 

 

 

 


 Sophrocattleya Chester 'Great'

(Beaufort x S.coccinea)

私は、ソフロの入った赤いミニカトレアが好きです。ソフロだけですと中々育てにくいのですが、交配になりますと育てやすくなります。この株は、東京ドームで開催の最終日、閉幕頃に「花見本」であったものを購入しました。実は、その後購入時のように咲かせることが出来ません。購入した時はもっと大きく咲いていたような気がします。それにしても、ソフロニティス コクシネア及びその交配は魅力的です。もっと上手に咲かせられるように頑張りたいと思います。


増永 隆司

 

 

 


Sophrocattleya Dorothy Oka 'Sheba'
(Shellie Compton x C.walkeriana)

これまで2輪で咲いてきたので、今年のように3輪つくと豪華になります。ペタル・セパルのスプラッシュが可愛いのですが、スロートが少し広がりすぎになるのが欠点かな?この株も他の株と同じく葉が黄ばんでいます。春先の暖房必要時にシェイドを掛けてあげないと、これは治らないだろうな。


古阪 芳郎

 

 


Sophrocattleya Persepolis 'Splendor'
(C.Kittiwake x Pegi Mayne)

この種のセミアルバとしては、もっともコントラストの強い花ということで、3年前に求めました。 今年は、開花が早く12月25日に1花目が咲き出し、例会時にはすでに盛りを過ぎてしまった感じです。5花咲いていますが、花の向きが不揃いで、満足出来る状態ではありません。1月例会は、洋らん展の直前であり、誰もがエースを温存していた感じで、入賞はラッキーだったと思っております。


日下 正利

 


Sophrocattleya Vermilion Cherub 'Tabi'
(S.coccinea x Anzac)

この時期に咲くと花色が一番冴え、すばらしい花となります。今回は、1輪でしたので花も大きくフラットに展開してくれました。花持ちも良く温室内でも一際目を惹きます。


鈴木 まゆ美

 


Sophronitis Arizona
(brevipedunculata x coccinea)

この株は7,8年前世界らん展の時の展示した株です、 コクネシアよりは交配なので少し強い様ですが、我が家では同様に育てています。


金澤 久江

 


Sophronitis cernua

この株が皆様に選んで頂けたのは、花より鉢の方が皆様の目に止まったのではないでしょうか。ソフロニチスは暑がりですので、このような素焼きの瓶に水を入れて栽培すれば急激な温度変化も少なくなり、夏の暑さも水の蒸発により少しは緩和されるのではないかと考え、近所の陶芸の趣味者の方にこの素焼きの瓶を作っていただきました。結果は思惑通り、かなりの好成績を上げる事ができ、株もすこぶる元気にリードも見る見る増えています。今後2~3年栽培すれば瓶の大部分がバルブと葉で覆われるのではないかと期待しています。これからも枯れずに大きく育ちましたら又皆様にご紹介したいと思います。


斉藤 保

 


Sophronitis purpurata

時期外れに花が咲きましたので、2輪の開花でしたがお持ちしました。この時期に何故花が咲いたのか分かりませんが、近くで電照栽培を試みた株が有った為に、その光で日長を感じて花が咲いたのかも知れません。通常は6月~7月の開花となります。


斉藤 保

 


Vanda teres alba 'Mishima'

このVandaは15年まえに三島洋蘭園で買い求めた株です。作りやすく花持ちも良い株です 充分に日に当て夏は直射日光で栽培しています。水は30度位の温水を10月~5月までできる限り毎日くれています。この株は上に上に伸びますの株元に近いところで丸めていますがもっと良い方法が有りましたらご指導下さい。


内藤 季完