2008年7月(アルファベット順に並んでいます)

 


 Cattleya mossiae alba 'Wagneri'


4年前群馬の友人からいただきました株です。今回の開花は例年になく遅い開花と思います。


河野 通敏

 

 

 

 


Coelogyne pandurata

3年前に友達が株が大きくなり部屋で育てるのが困難となり頂いた株で、我が家ではベンチ下で良く育ち株分けし、花付も良く地味な花ですがよく見ると味のある花で気に入っております。


長谷川 敏夫

 

 


Dimorphorchis lowii

この株は4年前に購入しましたが、2年間は開花せず、その後、毎年咲いてくれます。ご存知のとおり、同じ花茎から形と色の異なる花を付けてくれますが、花茎が長いので管理が大変です。


伊藤 勝朗

 


 Epidendrum vesicatum


この株よほど気をつけていないと、花の開花がわかりません。というのが、下垂性であり、葉のなかで開花するからです。株としては、30cm位に伸びるのもあるようですが、我が家の株は一向に大きくなりなせん。水が辛いからでしょうか? また植替えもやっていないので、鉢のなかで根が腐っているのかも?でも咲くとかわいいですね。星型の花束のようで!ブラジル産で高温性ですが、低温にも比較的強い。


古阪 芳郎

 

 

 


 Marriottara(Blc.) Everything Nice 'Show Time'

(Rsc.Memoria Helen Brown x B.perrinii)

棒状の葉のため、水は余り好きではない様な気がしますが、思ったより好きです。リップに少し赤味が入る個体もありますがレモン色の花が暑い頃とても涼しげです。


村田 トシエ

 

 

 


 Masdevallia Monarch 'Aria'

(macrura x veitchiana)

今回初めて7花茎立ちました。オレンジという色合いが人の目を引きつける様です。クール温室で栽培をしております。


金澤 久江

 

 


 Meiracyllium trinastum


メキシコ、グアテマラ自生する着生種です。この株は90年に手に入れた株です。小型なので目立たないため18年掛かってようやく認めてくれました。栽培は空中湿度高い環境を好むようです。夏はなるべく涼しく冷房温室で栽培しています。


内藤 季完

 

 

 

 


 Nageliella purpurea


この株は7年前に松澤さんから頂いた株です。通常ステムがもっと長いのですが、この個体は見ての通り通常より短いステムでの開花です。株の力はとても旺盛で大株になるのが早い様です。予約されている方、来年は楽しみにしていて下さい。


岸波 信之

 

 


Paphiopedilum Magic Lantern
(micranthum x delenatii)

今年2月に宇都宮市の蘭園で購入したものです。パフィオペデラムは水を好むというので、私には管理が難しいと思い、保有株数が少なくなっています。でも、このマジックランタンは私でも見事に咲いてくれました。これでしたら来年も咲いてくれそうなので楽しみです。


関根 英一郎

 

 


 Paphiopedilum Saint Swithin

(philippinense x rothschildianum)

多花性のPaph.が好きで栽培している株の一つです。花の色が今一ですが(チョット薄い)、その花の形に似せられています。


成田 光一

 

 


Paphiopedilum Snow Squall
(Greyi x delenatii)

これは、3年前、台湾の業者さんから購入した株です、思っていたより大き目の花で、色合いもよく、子株もよく出ますので、大鉢に挑戦しようと思っています。


大沢 久子

 

 


 Paphiopedilum Transvaal

(chamberlainianum x rothschildianum)

蘭友の野口さんから分けていただいた株です。リップの色も濃く、花径の下のほうから花がつき、形もよく、蕾も沢山上がりとてもよい株だと、気に入っております。


大沢 久子

 

 

 

 


Paphiopedilum Yospur
(Conco-bellatulum x delenatii)

毎年、虫にかじられたり、いじけて咲いたりしていたのですが今回は、綺麗に咲いてくれました。


大沢 久子

 


 Pomatocalpa spicata


99年にフジナーセリーで買い求めた株です。ヒマラヤ、マレー半島、フィリピンに自生しています。なかなか大株に成ると咲きにくくなりますので私は芽かきをし又残った芽を吸引して株全体に日が当たるようにしています。


内藤 季完

 

 


Prosthechea mariae

涼しげで、夏らしい花、でも夏の暑さが苦手のようです、が、この固体は結構丈夫で、山上げせずとも毎年元気に増えています。


大沢 久子

 

 


 Sarcochilus seciliae


オーストラリア東部の低地に分布する小型のランです。先月の例会にも持参しました。1ケ月以上咲いています。高さは伸びて10cm強です。お椀型の鮮桃色、すっきりした色です。花後、花茎を残しておくと茎先に高芽が付くことがあります。が、なかな大きくなりません。


古阪 芳郎

 

 

 


Sophrocattleya Cheergirl
(Cornelia x C.walkeriana)

Cheergirl は C.walkeriana coerulea x Sc.Cornelia coerulea(C.labiata x S.pumila)の交配と言う事で walke の可憐さに labiata の派手さが見えかくれ・・花形も大きく coerulea が梅雨の中に涼風感じさせます。


鈴木 貞夫

 

 

 

 


 Sophronitis tenebrosa aurea


94年に愛知の川口洋蘭園でsibの株を買いました。花は2,3日早いようですが皆様に見ていただく機会がないので出展いたしました。


金澤 久江

 

 

 

 


 Sophronitis tenebrosa


毎年この時期に咲いてくれます。去年は2花茎で4花咲きましたが、順調に栽培できたのでしょう今年は3花茎で6花咲いたので、皆さんに気に入られたのと思います。鉢増しをして、さらに大株を目指したいと思います。


成田 光一

 

 

 

 


Spiranthes sinensis

俗に言う「ネジバナ」です。昔は芝生の中に沢山あったようですが、今は農薬などによって大分少なくなったようです。東南アジアから北は千島列島周辺まで自生しているとのこと。中に白花もあります。珍しいようで珍しくない花ですが、花の少ない時期でしたので展示してみました。


関根 英一郎

 

 

 

 


 Stanhopea tigrina


中南米に分布する着生種で中高温性、花は下垂で大輪、先の花が散ると次が開花し順次咲くのが楽しい。香りは強烈で花命は比較的短い、開花は毎年今頃、花芽は鉢の底より出るので栽培はバスケット仕立てが良いと思います。


山崎 茂利三

 

 

 

 


Thunia bracteata

この株は1年間で葉が落ちて、翌年の春先から新芽が成長して開花します。花は1茎に複数つけてセミアルバ系で綺麗ですが、1週間程度で終わってしまうのがもったいない感じがします。


伊藤 勝朗

 

 

 

 


Xylobium variegatum

この株は、02年に松沢先生から頂戴した株です。華やかではありませんが、珍しい花を毎年必ず見せてくれます、パフィオと同じ棚に置いてあり、水やりも比較的多目、日照は少なめ、手のかからぬ、よい株です。熱帯アメリカ原産と言う事です。


大沢 久子