2008年6月(アルファベット順に並んでいます)

 


Angulocaste Olympus 'Honey'
(Apollo x Lyc.Sunrise)

この株は栽培して15年位経ちます。何回も株分けをしていますが、年々大きくなり、管理に手こずりどうしようか困っています。しかし、花が咲くと黄色で大きく見事です。勿論山上げです。


関根 英一郎

 

 

 

 


 Cattleya gaskeriana 'Do Drago'





西田 君江

 

 


Cattleya guttata

この株は2年ぐらい前に兄貴から頂いたものです。昨年は株分け後作落ちしてしまい咲かなかったが、今年は成長期に肥料多めにし水も乾いたらすぐにあげる方法をやり10輪咲いてくれました。普通株高1・5メートル位になるようですと輪数もたくさんつくようになりもっと豪華になります。栽培法はやや難しいようで休眠期は乾燥気味にしたほうがよいようです。


伊藤 彬

 


Cattleya nobilior fma.amaliae 'JP-N'

姫路オーキッドより、丸々としたバルブに惹かれ購入した株です。咲いた花は形、大きさとも納得しています。今年は、4花も咲いたのでチョット花が小さいかも?


成田 光一

 

 

 


 Cattleya schilleriana 'Suwada'


鴻巣の同好会の人から栽培を引き継いだ株です。花弁巾は広いとは言えませんがリップの赤色の濃いところがとても良いと思います。


中島 孝文

 

 

 


Cryptopus elatus

空中湿度を高く保つようにして管理すると上手く育ちます!


品川 昭男

 

 


 Cynorchis sp.

Cynorchis属はマダガスカル、マスカレン諸島、南アフリカなどに120種ほどが分布する地生蘭ですが、この株は97年1月に白石洋ラン園で購入したものです。昨年までは生育も順調で3本の花茎が出たのですが、植え替えを手抜きしたためでしょうか、花茎が1本のみになってしまいました。冬季は地上部が無くなり、球根のみになりますので、水遣りに注意が必要です。


松井 紀夫

 

 

 


 Dendrobium parishii


親株は88年から栽培していましてこの株は04年に高芽を取って作った株でして作りやすいDenです。 ノビル系のDenですがこのDenは秋に寒さに当てたり水を切ったりは私はしませんカトレアと同じ管理で栽培で良いように思います。


内藤 季完

 

 


 Dendrobium thyrsiflorum


皆様お気づきの通り通常のthyrsiflorumと花の色バルブの色が大きく違います。この株は1996年1月東京オーキッドにて買い求めたものです。ベトナム原産のthyrsiflorumという振れ込みに誘われ、バルブの色も茶色っぽいのと緑色っぽいのと2系統あったので日当たりのせいではと思いつつも両方入手しました(今でも入手時同様に別色です)が、花は2株とも殆ど同じです。バルブ・花の形はthyrsiflorumそのものですが、花の色はdensiflorumに近そう、そこで自分勝手に両者の自然交雑ではなかろうかと思い込もうとしていますが、果たしてベトナム方面で有り得る???。花房・花サイズとも大型で遠目には華やかで良いのですが近目では色ボケが気になるのが欠点です。なお、花期間は5・6日の短命です。そろそろ限界の大株状態と思われますが、これまでに高芽は全く出来なかった上ここで株分けをすると大幅な作落ちが必死と思われるのでどうしようかと悩んでいるところです。


圓山 勝夫

 

 


Dendrobium tuananhii

花の色・形が何ともいえない魅惑的な原種デンドロビウムで、この株は2005年ベトナムオーキッドから入手したものです。6年程前頃に出回り始めたときはかなり高価だったので小さな株を入手したところ枯れてしまい、2代目入手の本株は値段も手頃に下がりましたのでバルブ高さ10cm程をトップに3バルブ程の状態で入手したものです。この株も今年2月の温室破壊時に真っ先に緊急回収したものですが、大きいバルブ2本は凍死し中バルブ一本とバックが生き残って一輪だけの開花となりました。原生地はベトナム北方と中国の国境周辺と、ラオスにもあるような話ですが、詳しい原生地情報は把握できていません。私は比較的水を多めの栽培(冬の乾燥低温処理なし、水は少し控えめ)に栽培しています。一代目枯死の経験から、昨年の夏少し涼しい目にして又長雨で腐らない様に留意したところ元気によく育ちました。何とか完全回復を目指して頑張ります。


圓山 勝夫

 

 


Disa Artiste
(Watsonii x Riette)

一般的に山上げを要すと言われますがこの個体は山上げをせず。関東の酷暑を乗り切ります。夏季は水を切らさず、冬は無加温で水を切っています。1年で子株も沢山増え花上がりも良く育てやすいので是非コレクションに加えて下さい!!


品川 昭男

 

 


Eria acervata

カトレア類と同じような栽培管理をしています。例会に合わせたように白い可憐な花を咲かせたので皆さんに見てもらうためもって来ました。


成田 光一

 

 

 

 


Paphiopedilum Armeni White
(armeniacum x delenatii)

洋ラン入門5年目ですが、リップの可愛さに引かれてMagic Lanternともども購入しました。簡単ですといわれた割には植換後2年は花が来ませんでした、今年はやっとそれらしい姿で開花しました。月例会入賞初めての 私にとっては記念の一花です。


鈴木 貞夫

 


 Paphiopedilum armeniacum


今年の埼玉洋ラン展に出品した株です、現在2花径出ておりますが、花はだいぶ小さく、変わり果てた姿になってしまいました。原因は良く分かりませんが、植え替えをして欲しいと言っているのかも知れません。


斉藤 保

 


 Paphiopedilum Magic Lantern
(micranthum x delenatii)

洋ラン入門時、リップの可愛さに引かれてArmeni Whiteともども購入しました。今年やっとそれらしい大きさと姿になりました。月例会Armeni Whiteと同時入賞、私にとっては貴重な一花です。


鈴木 貞夫

 


 Phragmipedium besseae


昨年の見学会で五島園芸より購入した株です。Siblingの片親が、Chilli Papper とあったので赤みが強く出ることを期待していましたが、色的にはチョット期待はずれです。でもその型は良いのではと思っています。これから作りこむことでその形がもうチョット大きくならないかと期待しています。


成田 光一

 

 

 


 Renanthera Brookie Chandler

(monachica x storiei)

5~6年前に藤ランにて購入したもので、昨年から開花するようになりました。色も濃く、花も大きな良固体と思います。レナンセラは比較的高い温度を好むと聞いていますが、昨年は最低温度13度の温室で管理しました。それでも、良く成長し花も咲かせてくれました。温室内に常に空気の流れを作ることが良いようです。


斉藤 保

 

 

 

 


 Rhynchovola David Sander 'Elizabeth'

(B.cucullata x Rl.digbyana)

数年前に蘭会の方から分けていただいた一つです。蕾の形が棒状の葉と良く似ているので咲く出すまで気がつかないことがよく有ります。ブラサボラ系の特徴を良く兼ね備えた個性的な品種かと思います。勿論、夜香ります。


鈴木 まゆ美

 

 

 

 


Sophronitis lobata fma.alba

4年前に友達に分けて頂いた株で花形も良く気に入っている株です。日照を好み株の生育も良くバルブの数も増え大株作りにしたいと思います。


長谷川 敏夫

 

 

 

 


 Sophronitis lobata fma.alba


白花が好きで、この株は5年前に斉藤保様に無理を御願いして分けて頂いたものです。なかなか思うように育てることが出来ず、やきもきしていたのですが、今年は例年より巧く咲かせることが出来ました。


山中 光

 

 

 

 


Sophronitis purpurata fma.carnea

高温が続くとあっと言う間に咲いてしまい本来の良さが出ないまま開花してしまいます。今回は開花前3~4日この時期には珍しく低温が続いた為、思い通りの花が見られました。株を良く作れば花数も多く見栄え良く咲いてくれるので来年もがんばります。


岸波 信之

 

 

 

 


Sophronitis purpurata fma.semi-alba

10年前にアルファー・オーキッドで沢山ある株の中から選択し購入した株で、株が増え株分けした株で植え替えを怠けてしまい作落ちし花が小振りでした。


長谷川 敏夫

 

 

 

 


 Sophronitis sanguiloba


この種は、ロックレリアと呼ばれ、他に20種程あるようです。ブラジルの宝石とも称され小型で星型の花と色合いが好きで数種類集めました。結構、気難しいところがあり、なかなか開花してくれませんが、この株は3年前に購入したもので、毎年良く咲いてくれます。ロックは岩で、岩場の厳しい場所に着生しています。本来は、礫植えやコルクに着けるのが良いようですが、管理上、水苔植えです。特に冬場は良く日光に当てるようにしています。


日高 宣之

 

 

 

 


 Sophronitis tenebrosa


昨年、初めてシースが出ましたが折ってしまって今年初花です。ナメクジにやられることもなく、おおらかに咲くところが好きです。上手に作ると年に2度咲く株らしいのですが・・・・


飯島 友子