2008年12月(アルファベット順に並んでいます)

 


Cattleya chocoensis

これはシブリングですが、花の展開も良く花色もアモエナタイプで良いと思います。


河野 通敏

 

 

 

 


 Cattleya chocoensis


同じ交配実生株を3株持っていますが、それぞれ違います。これは、友人からいただいた物です。今年は、5花茎、12輪の開花です。1花茎に3輪ほど着いてくれました。チョコエンシスに関しては今までに、2輪しか着けられなかったので、3輪開花は、すごく嬉しいです。次は4輪に挑戦か?この株にとって、今期がベストタイミングだったようにも思いますし、さらに大株にするか、検討中です。


鈴木 まゆ美

 

 


Cattleya percivaliana 'Summit'

この株は根岸園芸で購入したもので、整形花で花つきも良く一度に開花してくれるので気に入っている花の一つです。


長谷川 敏夫

 


 Cattleya trianae coerulea 'Sulla'





伊藤 彬

 

 

 


 Cattleya trianae 'Sangre de Toro Special No.1'


この株は生育旺盛で強健の為、毎年植替えております。 花の大きさは普通種の Toro より一回り大きいようです。


河野 通敏

 

 

 


Cattleya walkeriana 'Adonis Kawakami'

この株は、名花アドニスのMC変異個体とされ、オリジナルより花が大きいようです。 この個体を選別した川上氏ご本人からお分け頂いたものです。


田村 和巳

 

 


 Cattleya walkeriana 'Aparecida'


この株は、セルレアの良花を得ようとしてセルレア同士を交配したところ、今までセルレアが咲いたことはなく、全てチポの濃色花が咲いています。 Aparecida はそのなかのベスト個体で日本ワルケリアナ協会ではAM JAGA でもSM を獲得した自称「名花」です。現在5種類ほどの交配親となっています。


田村 和巳

 

 

 

 


 Cattleya walkeriana coerulea 'Edward'


この株は3年前会員の金子さんに頂いた株で展開も、花持ちもよく気に入った株です。


中島 文衛

 

 


Cattleya walkeriana semi-alba 'Nalo'

桶川の荒井さんのところで入手した株です。朝日を直接当てたのが良かったと思います。


中島 孝文

 

 


Cattleya walkeriana semi-alba 'Sancha'




中島 孝文

 

 


 Cycnoches barthiorum


熱帯アメリカの低地に自生する着生種です。冬は落葉しますので葉を落としたら水を切り新芽が出てきたら水をあげます。夏は日当たりのよい風通しのよい所に置いています。植えかえは1年置きにしています。


内藤 季完

 

 


 Dendrobium glomeratum


本種には sulawesiense, crepidiferum など複数の名称があります。或いは、これらは別種だとする説などもあります。学会では全て同一種とし正式な学名を glomeratum としていますのでこれに従いました。ランの原種では俗称と学名が異なっている品種は多々あります。
この個体は数年前の栽培コンテスト株ですが、大輪濃色の良い個体に当たりました。1年中成長するタイプのデンドロで年2回開花しますので割得です。


海保 恵亮

 

 

 

 


Dendrobium gonzalesii

この株は、平成17年6月の埼玉洋蘭会の旅行の時に購入しました。 購入の際に、多分クールタイプなので、栽培できるか不安でした。とりあえず、夏は山上げをしています。また、一年を通して水は充分与えています。すくすく成長しているとは行きませんが、どうにか枯れずにいます。これからも枯れずにいてくれたら良いと思っています。


増永 隆司

 


 Guarisophlea Blue Boy 'Sky Pilot'

(Ctt.Ariel x Sc.Elegans)

青系の花と言うことで中澤氏より頂いたもので初花です。きっちり育てたいと思います。


山田 明次

 

 


Guarisophlea Blue Boy 'Sky Pilot'
(Ctt.Ariel x Sc.Elegans)

この株は洋蘭を始めた頃、藤ランから購入したものですが、毎年、良く咲いてくれます。大株になるのが早いのでコンポストはバークに変えましたが、成長は良いようです。リードが2本ですが、もう少し増えればもっと見栄えがよくなるのではと期待しています。


伊藤 勝朗

 

 

 


Hexisea imbricata

中米~南米産の小型の原種で。バルブの上にまたバルブがてきる面白い性質があります。(デンドロの高芽とは違います)上部に小輪花を着けます。強健種の原種のようです。


内藤 季完

 

 


Laeliocattleya Good Days
(L.rubescens x C.walkeriana)

この株を購入して約5年になります。購入時 L. rubescens X C. walkeriana と表記され小さい花かと思いましたが、結構大きな花で驚いています。兄弟株が今年の渋谷東急の蘭展で、高円宮妃牌をもらっています。あの花はこの株よりももう少し色が濃かったと記憶しています。両親とも花命がながいので、この子も結構ながもちします。


古阪 芳郎

 

 

 


Lochhartia sp.

Lockhartia属は中南米に20数種が自生しており、Oncidium属の近縁ということです。私の温室には3種ありますが、いづれも丈夫で毎年たくさんの花を咲かせてくれます。今月出品したこの株は、昨年東京ドームの世界らん展会場で中藤洋蘭園から購入したものです。小型で場所をとりませんので、満杯の温室にも取り込めるだろうと購入したところ、今年はたくさんの花を咲かせてくれました。11月16日に行われた蘭友会創立70周年祝賀会にも出品しましたので、花持ちも良く、長い間楽しむことができます。


 

松井 紀夫

 

 

 

 


Paphiopedilum charlesworthii album

5年前、フラスコ苗を購入して、今回初花です遮光は、比較的強め、(当ハウスでは約60%ぐらいです)水は、メリハリをつけてタップリあげています来年、もう一回り大きな花になればいいな、と期待しています。


 

大沢 久子

 

 

 

 

 


 Paphiopedilum insigne fma. sanderae


10年前、市内の友人から頂いたものですが、当時insigneはどんな性質かも知らず、育てておりましたが、いつの間にか大株になり、毎年、5~6輪咲きます。最近では、sanderaeが店頭で並び、スタンダードタイプがなかなか見られません。温室要らずで育ちますので、初心者の方、チャレンジしてみたら如何でしょうか。


野口 悦男

 

 

 

 


 Paphiopedilum Prince Edward of York

(rothschildianum x sanderianum)

本株は、07年3月に野口さんの株と私の株 Salt Mountain<F・C Puddle×key Penny>を交換したものです。頂いた株の方がはるかに立派な株のようです。 本株は、rothschildanumとsanderianumの交配種で両品種の特徴が見事に表れています。来年は3花開花させたく、大切に育てたいと思います。


日下 正利

 

 

 

 


Paphiopedilum Unregistered
(Landmark x rothschildianum)

'6年4月にインチャームより入手した株ですが、Pの肩が張ったカーブと長さは、♀のランドマークの血を受け、良いと思いますが、♂のロスの良さが出ていないのが残念です。  NS=141×252 D=39×57(小さい) P=12×192


野口 悦男

 

 

 

 


Paphiopedilum Wossner Paleface 'Duck'
(Pinocchio x hangianum)

'04-2月台湾のインチャームからフラスコの共同輸入したものですが、コンポスト『オーキッドベース』の性能実験株として、フラスコだし12株を1年間の成長データを執る為に使用、技術上足のためか、結果的に3株しか残らず、使用したオーキッドベースは究極のコンポストになりませんでした。その内の1株が今回開花したものですが、 NS=156×112 D=45×62 は大きさから、迫力のある花と評価された結果でしょうか?


野口 悦男

 

 

 

 


 Phragmipedium Cardinale 'Wilcox'

(Sedenii x schlimii)

1999年2月から栽培しています。昨年大株になりましたので3株に分けました。地生蘭とのことなので、コンポストは鹿沼土単独で植え込んでみましたが、順調に育ち花も2花茎上がりましたのでコンポストも合っていたように思います。これからもう一度大株作りに挑戦しようと思います。


成田 光一

 

 

 

 


Pleurothallis dilemma

Pleurothallis は約1120種を含むラン科植物中最大の属の一つでメキシコからポリビアにかけて自生して中高地に自生する着生種です。私は夏は冷房温室で栽培しています。花の出方が面白くて新芽が出て伸び葉が出ると花目をつけて1.2月で咲き始めるようです。


内藤 季完

 

 

 

 


Podangis dactyroceras

普通は夏に咲くのですが、今年は花数が少ないな? と思っていました。株を取り込む前に蕾をもっているのにきずきました。少なかったぶん、今咲いているのでしょうか?距の中に蜜をためていて、一度は舐めてみたいと思うのですが。これがまた美しい。


古阪 芳郎

 

 

 

 


 Sophrocattleya Miyuki Little King 'Abe'

(Mini Purple x S.brevipedunculata)

桶川の荒井洋蘭で求めたもので、もう7・8年になると思います。買った時は2.5号鉢に植わっていました。この子も災害に遭ってバルブが相当焼けています。やっと元気を取り戻し、着花するようになりました。両親は Sc. Mini Purple X S. brevipedunculata です。S. brevipedunculataの性質が強くでたのでしょうね。濃い赤 が際立ちますね。


古阪 芳郎

 

 

 

 


Sophrocattleya Vermilion Cherub 'Tabi'
(S.coccinea x Anzac)

冬になると目の覚めるような鮮明な赤で咲いてくれる一鉢です。よく殖え、花着きも良いです。ただ、水を好むので、温室に入ると、一番に水遣りをしています。私の手元に来て、丸10年になろうとしている株です。


鈴木 まゆ美